陽キャが憎い

こんばんは、冬の寒さに心も冷え切り、ついに人間としての自我を失う手前で憎しみにより何とか耐え抜いているささきです。

最近前向きで優しいブログばかり書いていて、胸に塵が積もりに積もってたんですよ。

Twitterアカウントは一つにしてはけ口はどんどん狭くなってた。大切にしたい友達にわざわざ話すほどのことではない・・・じゃあどうする?ブログに書くしかねえじゃん!

(今ささきは酒を飲んでこれを書いている。理解されたし。)

 

つまり、いま言いたいのはシンプルに陽キャが憎い。

つい昨日までささきは卒論に神経すり減らしてて。ささき以外にも血走った獣のような眼で数時間大学図書館にこもり続けるような仙人だっていた。ささきは彼らを尊敬するし、お互いに干渉したりしないようそんなに混んでないパソコンコーナーなら離れた席を選ぶ。

静寂に響くキーボードをたたく小気味よい音。推敲しているためか決してスムーズではないその音色に安堵感を覚える。干渉はしなくても、お互いがそこにいるだけで同志(論文が全然進んでない仲間)がいる・・・!という安堵感を求めている我々にとって図書館は聖域―サンクチュアリ―なのだ・・・

そんな我々の聖域―さんくちゅあr―を踏みにじる者、それが陽キャなのだ。

忘れもしない・・・おとといのことだ。論文に必要な要素をいくつか挙げてゆくうちに必要な資料があったので探しに席を立った。仙人たちの前では置き引きを心配する必要はないが印刷やメモに必要な最低限の荷物だけ持って立つ。10分ほど席を外し戻ると、奴らはいた。

地面に菓子を落とすといつの間にかどこからか蟻の群れがわいてくるように、奴らは決まって群れで突然わいてくる。ささきがパーソナルスペースとして保っていた右端の席から半径1メートル。後ろと隣に奴らはいた。顔は見ていない。開きかけのGoogle chromeのジャパンナレッジが無機質にささきを出迎える。

いったいどこから湧いてきたか知らないが、奴らは突然現れて聖域を破る。4,5人で集まりそれはもうしゃべり続ける。

正面の画面に映る文字列のほかに、余計なことばかりが耳につく。やれ好きな人がどうだ、やれほしい靴がどうだ、と。お前らには微塵たりとも興味がない、放課後マックでやってろ。ラインのグループで語らえ。よそでやれ。帰れ。

こちとら卒論のために神経をすり減らしているのだ。青春スケッチ描くな、帰れ。

 

こちとら走り回るほど忙しい師走過ごしてんだぞ、お前らのくだらない承認欲求を満たすなら図書館には来るな。っていうかしゃべんな。バー―――カ!!ぐらいには思ってた。

 

でも、きっとこいつらのほうが100000000000000倍ぐらい人生楽しんでんだろうな、とにかく憎い。ほんとはうらやましい。バーカ!!

 

それだけ。ではまた。