二十六日目

痛い思いをしたことがほとんどない。

強いて言えば胃腸炎とか生理だとかその類いになるか。

ピアスを開けたときもさほど痛くなかったし、骨折もしたことがない。

 

苦しい、辛いとおもうのはいつだって内面的なことばかりだ。

つらいつらいと言うことは多いがそれはそのつらさの逃がし方であるからで、本当にきついときスマホを見る余裕すらなくなる。

 

もし、死ぬときが来たら内面的な痛みじゃなく身体的な痛みがいい。わたしはきっとそれにすごく弱い。

でも、どんな痛みでも痛みを感じるときこそなにより生を感じることができるんだと幻想を抱いている。

自分はこれから死ぬんだ、って思うより自分は今生きているって思えたなら…